2023年 11月 17日
今日は指折り数えて待っていた悪天候の日。 朝からホテルの中に居ても風の音が聞こえて、外は風ビュービューで期待大です。 早急にチェックアウト済ませて、いつものインレットに向かいます。 すでに数名のアングラーがインレットに居ますが釣れた様子はなく、ニジマスたちはまだ岸寄りしていないようです。 「今日だけは憧れるの止めましょう、憧れたら越えられませんから・・・」と悔しまみれの独り言唱えつつ、我慢のリトリーブ続けます。 どうやらそのポイントにニジマスの群れの回遊あったようで、2名のフライマンは次々と良型のニジマスをキャッチ&リリースしていきます。 そのポイントの時合も終了し、ノーヒットのボクは諦めかけながら、脱力のリトリーブしていると、カケアガリで不意にリトリーブ停止し生命感を感じ取ります。 ロッドを立てるまでの数秒、大きな振幅のヘッドシェイクが手元に伝わり、「キターーー!!」と心の中で叫びます!!! が、次の瞬間フッと生命感がなくなり、天国から地獄の心地です・・・。 逃した魚は大きいとは良く言うもので、手応え的にカラフトマスサイズだったかも・・・、いや、サーモンサイズだったかも・・・。 諦めきれず、ヒットゾーンを数10分しつこくフライを通しますが、一度フッキングしてしまったせいで、学習してしまい再びフライにアタックすることはありません。 次第に風も強くなり、立っていても少しふらつくくらいの強風です。 「こうなったら、ロクマル以上じゃないと納得できん!」と念を入れた瞬間、フライラインがスルスルと引き込まれます。 反射的に合わせると何とも心地よい重量感を感じます。 同時に横っ飛びしたニジマスの姿を見てロクマルを確信します!! 横っ飛びのジャンプを連続して、1回!、2回!!、3回!!!・・・、フッッとラインのテンションがなくなります・・・。 突然ドラマチックに始まる強烈なファイトがワイルドレインボーの最大の魅力なんですが、結果が伴わないと、ハッピーエンドに終わらないと、その強烈なファイトはただの乱暴な演出に終わってしまいます。 本日2度目の大落胆に、膝から崩れ落ちそうでした・・・。 半べそでリトリーブしていると、本日3度目の「キターーー!!」、でもちょっと軽いかな?? 期待が大きすぎて大アワセしてしまいましたが、ただのチビアメちゃんでした・・・、こういうのはフックアウトしないのが不思議でしょうがありません。 今シーズン最後の遠征釣り旅は、ハッピーエンドの結末ではありませんでした。 些細なハッピーですが、夕食は昨年長期休業中だった「キッチンくいしんぼう」が営業していたことでしょうか? 話を聞くと、どうやら昨年は入院中だったとか・・・、今年はお元気そうで何よりです。 ボクも年を取ってきたせいか、こじゃれた森の中のカフェより、古びた町の洋食屋の方が何だか落ち着く気がします。 今に釣りはさておき、若い頃訪れた飲食店の想い出めぐりの旅に主旨が変わってしまうかもしれません(笑) 弟子屈を出発時ぽつぽつと降り出した雨は、南下するにしたがって、雨脚強くなり、釧路や帯広辺りでは台風並みの雨風に変わり、この大水が出た後の週末のニジマスはさぞかし活性高め何だろうなぁ、と恨めしく帰路につくのでした。 #
by tsuretaraiine
| 2023-11-17 23:18
| ニジマス(Rainbow Trout)
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2023年 11月 16日
やっぱり快適なホテルに宿泊すると、寒い屋外に出て冷たい水に浸かって釣りするのが嫌になってしまって、5:00に起きては見たもののダラダラしてしまいます。 朝食バイキングや朝風呂など堪能していると、釣り開始時刻は昨日札幌発で釣りを開始した時刻とほぼ同じになってしまいました。 窓から見た湖面の様子は無風に見えましたが、実際に湖畔に立ってみると意外と風有って期待大になり、俄然ヤル気アップします。 波があってニジマスが寄ってきてもおかしくないはずなんですが、キャストしてもキャストしても何にもなくフライが帰ってくるだけです。 フライの進行方向に対して追い風ならぬ追い波になっているためでしょうか、リトリーブしてくるラインに全くテンションが感じられず、スカスカな感じで釣れる気しない時間が続きます。 到着時は数名のアングラーがいたのですが、時間が経つにつれてひとりまたひとり、帰路について行き、日没頃にはボクだけになってしまいます。 フッキングしないのでそのままリトリーブ続けていると、また甘噛み系のアタリ感じます。 きっとアメマスのいたずらだろうと断定し、ニジマスがヒットするのを信じて、ひたすら集中してリトリーブ、リトリーブ・・・。 今日はその後何もなく、晩秋特有の寂しい感じで終了です。 すっかり暗くなるのも早くなり、16:30には振り向いて自分が歩いてきた道を振り向くのも怖いくらいの暗さです。 #
by tsuretaraiine
| 2023-11-16 20:15
| ニジマス(Rainbow Trout)
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2023年 11月 15日
本日から2泊3日の行程で道東方面に釣り旅です。 雪の少ない道東方面の釣り旅が、ここ数年の釣り収め旅行となってしまってます。 今年もきっとこの遠征が今年最後の遠征だろうということで、ちょっと奮発してプリンスホテル滞在プランでの釣り旅です。 早朝4:00に札幌を出発しますが、道中日勝峠越えるまでは、高速道路の路面はウェット、スタッドレスタイヤに交換済みではあるものの、凍結してはいないかとヒヤヒヤしながら慎重に運転して峠越えます。 ちょうど十勝平野を一望できるあたりでご来光となり、路面も乾燥路面になり一安心です。 弟子屈の街で朝8:30~営業している喫茶店調べておいて、そちらのお店で釧路B級グルメのスパカツ食して、いざ実釣です。 【REEL】 Speyco 4" Skagit 【LINE】 Scientific Anglers Altimate Scandi Taper Ho/I + Scientific Anglers Shooting Braided MONO .032PE(New!) 今日は風が吹かない予報だったので、ボクのモチベーションもテンションも低く、準備もモタモタで釣り始めはお昼前・・・、早くから営業している喫茶店で朝昼兼用の食事をとって朝からカツを食べて必勝祈願した意味があまりありません。 1級ポイントの岬と河口はすでに熱心なアングラー達で満員だったので、左岸の旧河口跡を陣取り、新しく導入したランニングラインの絡まり具合を確かめるようにキャストしていきます。 旧河口跡と言っても、確か2000年ころに開いていた河口で、ほぼ四半世紀前に塞がった河口に魚が寄ってくる理由はありませんでした。 時折ヒメマスと思われるライズが散見されますが、フライにヒットすることもなく時が過ぎていきます。 暇つぶしと気分転換に30分ごとにフライを交換するのを自分自身の決めごとし、数種類のフライを試してみますがどれも反応なしです。 右岸のシャローにポイント移動してみると、何やらマスの稚魚が盛んにミッジにライズしているので、ひょっとしたら大型トラウトが稚魚狙いで回遊してくるかもと、モチベーション持ち直ししばらく夢中でリトリーブしてみるも何にもヒットしませんでした。 ようやくニジマスがヒットしたのは、すでに15:00を回って太陽の姿が山の稜線に隠れたころでした。 30cmくらいで体形良いので被写体としてもまずまずなんですが、更なる大型ニジマスの回遊チャンスを逃すまいと、時間を惜しんで撮影しなかったことを後悔です。 その後暗くなる前の大切な時間をライントラブルに費やしてしまい、本日は終了です。 それでも収穫も有りです、どんなラインに変えてもリトリーブ時ランニングラインの上に、シンキングのヘッドを重ねて落とすと、とんでもなく絡まってしまい、時間をロスするということ・・・。 次の日以降は大きなライントラブルなく、使い勝手もよろしく長い付き合いのランニングラインとなりそうです。 本日はプリンスホテル泊、オフシーズンとあってレストランもボク含めて数組のみ・・・、ゆっくりと過ごすことができました。 #
by tsuretaraiine
| 2023-11-15 20:13
| ニジマス(Rainbow Trout)
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2023年 10月 26日
昨日のハクチョウたちにお出迎えしてもらいます。 ちょうど潮が上げてきているところで、対岸は海水が上げてきていてクリアな水で逆流、こっち岸は川の流れが支配しちょっと濁った感のある湿原河川の色で明確にわかれていました。 ボクは上げ潮のクリアな水が好きなので、ボクの目の前にもクリアな水が上げてくる時を待ちますが、いくら待っても潮が上げて来ないので、自ら移動して逆流クリアウォーターを目指します。 しかし、状況が変わったとてすぐさま釣果に結び付くほど甘くなく、ひたすらキャストして時合を待ちます。 夕方は風も収まり、キャストしやすくなったのですが、釣果は変わらず・・・、すらりと下流域を埋め尽くしたアングラーで1匹イトウがキャッチされましたが、全体的に低調な様子でした。 この3日間で分かったことは、やはり釣れる確率を重視してピンポイントの時間帯キャストするのでなく、スマートな釣りは度外視して、イトウ釣りは泥臭く朝から晩まで投げ倒すことができた人に栄冠は輝くということのようです。 次回は年が明けて6月の釣行が直近ですが、朝から晩までのMAXで臨んで、メーター級のイトウをキャッチしたいと思います。 #
by tsuretaraiine
| 2023-10-26 18:13
| イトウ(Japanese Huchen)
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2023年 10月 25日
お昼前にノコノコと支度はじめ、ようやく釣り始めます・・・、わざわざ6時間以上かけて札幌から来てるのにね・・・。 午前の釣果は分からないけど、弱い日差しながらも快晴の天気で、6名並んだ釣り人のロッドは曲がることありません。 海水が逆流して、釣果があった時と同じコンディションですが、何かが違うのかロッドが曲がることありません。 釣り時間はほんの5時間ほどで、あっという間に時間は過ぎること予想していましたが、アタリも釣果もないとその時間すら長く感じるもので、後半は「後2時間の辛抱」とか「まだ1時間ある・・・」などと、釣る気ゼロの心境で惰性キャスト繰り返してました。 夕方になるとどこからか、水鳥が飛んできて鳴き声やハネをバシャバシャ洗う行動で騒がしいフィールドに様変わりです。 釣れている日なら水鳥たちの行動は、許容範囲でありますが、釣れていないと何だか腹立たしくも感じてしまいます。 何もこの広い湿地沼で、ボクのキャストがギリギリ届かないくらいのポイントでやってくれなくてもいいのに・・・。 本日は昨日よりさらに早くストップフィッシングです。 今日もまたゆっくり温泉を堪能し、2日間じっくり寝たはずなのに、車内泊でバタンキュウでした。 一体何に疲れているのだろう??? #
by tsuretaraiine
| 2023-10-25 19:12
| イトウ(Japanese Huchen)
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